女性の局アナについて、視聴者による人気ランキングはよく目にするが、彼女たちと実際に仕事をしている「身内」の評判はどうなのだろうか。テレビマンたちが本気で査定した、「好きな女子アナ/嫌いな女子アナ」のランキングと、一般人が窺い知れない「素顔」を暴露する!

 まずは、業界人が選ぶ「嫌いな女子アナ」を見ていこう。35票を集めた不名誉な1位は、先ごろ本誌がIT企業「Origami」社長との熱愛を報じた、TBSの古谷有美アナ。

 熱愛以前に、出演するラジオ番組『土曜朝6時 木梨の会。』を無断欠席したことが響いたようで、評価は急落。

「この業界で遅刻は御法度。その後、処分もなく、局も重く受け止めていない」(制作会社ディレクター)

「自分の番組でやられたら本当に困る」(局プロデューサー)

 ワースト2位は、2017年に鳴り物入りでフジテレビに入社し、2019年4月から、歴代最年少で『めざましどようび』のメインキャスターを務める久慈暁子アナ。

 入社前は女性ファッション誌『non-no』の専属モデルだった。「かわいさは認めるが、女子アナとしての技量には疑問符が」など、辛辣な評価が並ぶ。

「これはダメ、あれもダメとフジ側がNGばかりで使いづらい。女性層に嫌われているのもキツい」(キャスティング担当)

「かわいいだけで、アナウンサーとしては技量が足りない」(制作会社ディレクター)

 ワースト3位は、こちらもフジの秋元優里アナ。かつて、美人アナの名をほしいままにした秋元アナだが、2018年に『週刊文春』で報じられた、局プロデューサーとの「竹林不倫」を暴かれて表舞台から消えたことが、まだ尾を引いているようだ。

「この方は本当にお盛ん。個人的には好きだけど、イメージは最悪だし、番組で使うには勇気がいる」(広告代理店)

 続いての4位は2018年、ロックバンド「ONE OK ROCK」のギタリスト・TORUとの熱愛をスクープされた、テレ朝の弘中綾香アナ。

「上の人間と下の人間、相手の立場によって態度が全然違う。お高くとまっている感がハンパない」(制作会社ディレクター)

 さらに、「視聴者が選ぶ嫌いな女子アナ」でも1位と、嫌われ街道まっしぐらの弘中アナ。裏表がありそうに見えないのがコワい……。

 5位は芸人・陣内智則の妻であるフジの松村未央アナ。

「いつも、ふにゃふにゃして締まりのない感じがちょっと……。きっといいコなんだろうけど、常に陣内のイメージがこびりついていて、真面目な番組は無理」(広告代理店)

 特筆すべきは、6位と7位に並ぶ、入社2年めの2人。乃木坂46での活躍を経て、局アナに転身した市來玲奈アナが6位。乃木坂46の1期生で、アイドル時代は1stから4thシングルまで選抜メンバーだった逸材だが……。

「日テレのごり押しぶりがキツい。『このコがなんでアナウンサーやってんの?』と思ってしまう」(キャスティング担当)

 そして、先ごろ弘中綾香アナの後を継いで『ミュージックステーション』のサブMCを務める並木万里菜アナが7位だ。同ポジションは、下平さやかアナ、武内絵美アナ、竹内由恵アナといった人気アナが名を連ねてきた。

「テレ朝の看板番組なのに、明らかな人選ミス。下手だし、進行もできてない」(制作会社プロデューサー)

 それにしても、ここまで見てきて思うのが、フジの女子アナの不人気ぶり。業界人が選ぶ「嫌いな女子アナ」の15位までのなかに8人が入る異常事態だ。

「久慈暁子アナに代表される『元ミス〇〇』などの肩書を持つ、“ただかわいいだけ” の女子アナは、業界人の間でも飽きられてきている。

 ルックスが目立つほど、漢字の読み書きが低レベルだったり、時事問題に疎かったりすると、侮蔑の対象として視聴者からの風当たりも強くなる。また、元ミスやタレント出身の女子アナは、学生のころからチヤホヤされてますから、性格的にわがままなケースが多い。

5/19(日) 11:09配信 SmartFLASH
https://headlines.yahoo.co.jp/article?a=20190519-00010002-flash-ent








 フジは元来、『おもしろければなんでもいい』という社風で番組を作ってきましたが、そういう姿勢も視聴者から見透かされ、制作者側からも疑問の声が上がっているんです」(制作会社関係者)

 フジとは逆に、業界人が選ぶ「好きな女子アナ」で、17位までに7人が入る健闘を見せたのが、NHK。

「ひと昔前は、NHKの女子アナといえば『堅い』『つまらない』など、業界でのイメージは散々でした。衣装ひとつとっても、民放と比べてタイアップがほぼないため、お抱えの業者にまかせきりで、アナウンサーたちもそれに従って地味な印象でした。

 ところが近年は、女子アナたちが衣装や髪型、メイクなども自身で研究を重ね、個性を出すようになったことで、まず見た目が華やかになったことが挙げられます。

 加えて、アナウンサーとしてのスキルを徹底して叩き込まれているNHKの女子アナは、民放の女子アナにないアナウンス能力を兼ね備えている。彼女たちが、『噛む』『言い間違える』という事例はめったにない。そこが、本物志向の業界人に支持されているのでしょう」(前出・制作会社関係者)

 一般視聴者と違い、女子アナたちと「現場」で接する業界人は、彼女たちの裏も表も知り尽くしている。まして、働き方改革の影響など及びそうにないテレビ業界において、彼女たちに「一服の清涼剤」的な癒やしを求める業界人は、少なくない。

「好かれる女子アナが共通して持っているのは、スタッフに対しての口の利き方も含めた性格のよさです。たとえば、『嫌い』の4位にランクインした弘中綾香アナなどは、この口の利き方を指摘されています。

 スタッフも人間ですから、最後は結局、かわいがられるツボを持っているかどうか。これに尽きるでしょう」(制作会社プロデューサー)