TBS新人アナウンサー
小林廣輝(慶應義塾大学文学部/2015準ミスター慶應)
宇賀神メグ(法政大学生命科学部/元スプラウト所属)
田村真子(上智大学文学部/自民党・田村憲久前厚労相の娘)
良原安美(立教大学経済学部/2015ミス立教/NEWS ZEROお天気キャスター/元スプラウト所属)
小林廣輝(慶應義塾大学文学部/2015準ミスター慶應)
宇賀神メグ(法政大学生命科学部/元スプラウト所属)
田村真子(上智大学文学部/自民党・田村憲久前厚労相の娘)
良原安美(立教大学経済学部/2015ミス立教/NEWS ZEROお天気キャスター/元スプラウト所属)
https://headlines.yahoo.co.jp/article?a=20180403-00540150-shincho-ent
世間では大卒者の就職内定率が過去最高である。それでも、民放キー局の女子アナが狭き門であることに変わりはない。
気になるのは、カメラ写りが良すぎて初々しくない新人がやたらと目立つことだ。芸能プロ出身の彼女たちは、いかにして難関をくぐり抜けてきたのだろうか。
「民放キー局のアナウンサー志望者は、男女あわせて毎年5000人ほどが集まります。もっとも、その大半が“記念受験”で、本気で受かるとは思っていません」
そう話すのは、都内の有名アナウンススクールの講師である。本気でアナウンサーを目指しているのは、200名前後だという。
そこから晴れて局アナの肩書を手に入れられるのは10~15名。女子アナはさらにその半分ほどだ。
通常、局アナの採用にはカメラテストや面接を含めると、内定までに4~5回の関門を突破しなければならない。
「女子アナの選考基準で大事なのは、滑舌、機転、そして万人から好かれる容姿です。有名大学のミスコン優勝者やファイナリストが有利なのは、そうした理由があるのです」(同)
だがここ数年、女子アナへの「近道」が微妙に変わりつつあるという。もうじき発表になるが、民放キー局の新人女子アナの顔ぶれを見てみると、芸能活動経験者がずらり。
日本テレビに内定した市來玲奈はご存じのように「乃木坂46」の元メンバー。
「さざ波ラプソディー」など2本の映画でヒロインを演じている。もう1人の岩田絵里奈はミス慶応のファイナリストだったが、彼女も芸能プロダクション「スターダストプロモーション」に所属していた。
また、フジテレビの井上清華は「NEWS ZERO」(日テレ系)のお天気コーナーを担当していたのでご記憶の向きも多いだろう。
当時は、芸能事務所「スプラウト」の所属。また、TBSの良原安美(あみ)も「NEWS ZERO」のお天気コーナーを担当していたことがある。
芸能プロなら安心
芸能人出身の女子アナといえば、元フジの平井理央アナなどの前例があるが、最近はまるで芸能界からスカウトしているかのようだ。
中には、「フリーアナウンサーが多く所属する事務所の出身者は、途中の面接を免除してもらうケースもあります」(テレビ局関係者)というが、なぜ、彼女たちが有利なのだろうか。
制作プロダクションの関係者が言う。
「女子アナの採用で大きな変化があったのは、3年前からです。日テレの笹崎里菜アナが、クラブでのアルバイトを報告していなかったため、一時内定を取り消された件がありましたが、これが大きかった。
女子アナの採用にあたって、水商売などの経験はNGですが、なかなか分からないもの。その点、芸能プロは男性関係まで厳しくチェックしているから安心です。
一方で、女子アナは入社すると10年ほどで辞めてフリーになってしまう。局側も育てるより、場馴れしているタレントを採ったほうが効率がいいのです」
玄人みたいな新人アナが目立つわけである。
「週刊新潮」2018年3月29日号 掲載
世間では大卒者の就職内定率が過去最高である。それでも、民放キー局の女子アナが狭き門であることに変わりはない。
気になるのは、カメラ写りが良すぎて初々しくない新人がやたらと目立つことだ。芸能プロ出身の彼女たちは、いかにして難関をくぐり抜けてきたのだろうか。
「民放キー局のアナウンサー志望者は、男女あわせて毎年5000人ほどが集まります。もっとも、その大半が“記念受験”で、本気で受かるとは思っていません」
そう話すのは、都内の有名アナウンススクールの講師である。本気でアナウンサーを目指しているのは、200名前後だという。
そこから晴れて局アナの肩書を手に入れられるのは10~15名。女子アナはさらにその半分ほどだ。
通常、局アナの採用にはカメラテストや面接を含めると、内定までに4~5回の関門を突破しなければならない。
「女子アナの選考基準で大事なのは、滑舌、機転、そして万人から好かれる容姿です。有名大学のミスコン優勝者やファイナリストが有利なのは、そうした理由があるのです」(同)
だがここ数年、女子アナへの「近道」が微妙に変わりつつあるという。もうじき発表になるが、民放キー局の新人女子アナの顔ぶれを見てみると、芸能活動経験者がずらり。
日本テレビに内定した市來玲奈はご存じのように「乃木坂46」の元メンバー。
「さざ波ラプソディー」など2本の映画でヒロインを演じている。もう1人の岩田絵里奈はミス慶応のファイナリストだったが、彼女も芸能プロダクション「スターダストプロモーション」に所属していた。
また、フジテレビの井上清華は「NEWS ZERO」(日テレ系)のお天気コーナーを担当していたのでご記憶の向きも多いだろう。
当時は、芸能事務所「スプラウト」の所属。また、TBSの良原安美(あみ)も「NEWS ZERO」のお天気コーナーを担当していたことがある。
芸能プロなら安心
芸能人出身の女子アナといえば、元フジの平井理央アナなどの前例があるが、最近はまるで芸能界からスカウトしているかのようだ。
中には、「フリーアナウンサーが多く所属する事務所の出身者は、途中の面接を免除してもらうケースもあります」(テレビ局関係者)というが、なぜ、彼女たちが有利なのだろうか。
制作プロダクションの関係者が言う。
「女子アナの採用で大きな変化があったのは、3年前からです。日テレの笹崎里菜アナが、クラブでのアルバイトを報告していなかったため、一時内定を取り消された件がありましたが、これが大きかった。
女子アナの採用にあたって、水商売などの経験はNGですが、なかなか分からないもの。その点、芸能プロは男性関係まで厳しくチェックしているから安心です。
一方で、女子アナは入社すると10年ほどで辞めてフリーになってしまう。局側も育てるより、場馴れしているタレントを採ったほうが効率がいいのです」
玄人みたいな新人アナが目立つわけである。
「週刊新潮」2018年3月29日号 掲載